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星がいっぱい落ちてきて、
満点の空に光が瞬いた夜―――。
開けられないはずの扉を開け、
俺は観てしまったんだ。
それは幻にも似た、幾度も繰り返す夢?
それとも、二度と現れない唯一のもの?
ただ分かっているのは、あいつらが俺の家族で、
俺の居場所は、ここにしかないということ。
父さんと母さん。
―――言葉と認識。
姉さんと妹。
―――行為と現象。
そして、猫のあいつ。
―――心と身体。
「水面に生まれた波が重なり合うように、きっと、私たちも……」
だけど、その時が来たら、
俺は何を観て、誰と一緒にいるんだろう?
小さな街の、どこにでもあるような小さな家。
手が届くのは、ちっぽけな時間と空間。
そんな場所で始まった、俺たちの不思議な日々。
星屑の輝きが、雪の結晶に変わる時。
光の向こうに待つのは、永遠に愛する人なのか。
それとも……。
参加中です。
それでは、また。
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